髙瀬慧選手競技後コメント


男子200m決勝 2位:髙瀬 慧 (富士通)  20秒31

今回の日本選手権は、体的に8割ぐらいの状態で臨んだ大会でした。今シーズン200mに関しては東日本実業団陸上の1本しか走っていなくて、20秒90前後だったので、心と体があっていないかもしれない不安などがあり、この1か月はすごく長く苦しい期間でした。その中で調整してきて、今大会の予選も何秒で走れるかわからない状況だったので、今回は予選が一番苦しかったですね。

東日本の時は、ある程度、自分が20秒60~70あたりでいけるかなと思ったところが、20秒90になってしまった。『感覚とタイムがずれているんじゃないか』と不安になったり、200mに関しては練習もうまくつめておらずほぼ“ぶっつけ本番”でいったので、どれだけ感覚とタイムの差があるのかわからないのが、一番不安でした。

その中で、予選をなんとか20秒49で走り、そこである程度はいけそうだという目算がたった。だから、決勝は気持ち的にいい状態で臨めましたし、今の力は出せたので、その点はよかったです。今シーズンは完全に8月のリオオリンピックに全てをかけてピーキングしているので、日本選手権で内定確定はできませんでしたがは、しっかり結果は出せてよかったです。ここまで、コーチが今必要なことをしっかりアドバイスしてくれて調整できたのはすごく心強かったです。

まだ練習でつめていないのは、スピード持久や足の回転の速さ・キレの部分。それを突き詰めて、心と体を一致させていけば、自然に結果・記録はついてくると思うので、それを進めていきたいと思います。ひとつの課題としていた、“筋と腱を伸ばす”というところも突き詰められれば、体のピークは8月にあわせているので、今までより余裕を持って行けるかなと思っています。

この大会まで不確定な部分が多かったのですが、それが今回拭えた、確信に変わり始めた大会になったので良かったと思います。

今回の日本選手権はいつもに増して応援メッセージが来たり、周りの人に支えられているのだと、心強さを感じる大会でした。リオではしっかり自分の走りをして、応援して下さる皆さんの心を動かすレースをしたい。そのためには結果も求められると思うので、しっかりみなさんに“届ける走り”をしたいと思います。

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