【全日本実業団】競歩3選手、世界選手権を振り返る


大会2日目に行われた男女の10000m競歩。3人とも世界選手権およそ1ヶ月後のレースでしたが、すでにレポートした通り3選手ともに表彰台に上りました。3人それぞれが経験した8月の世界選手権ベルリン大会を、少し振り返ってもらいました。

世界選手権で失格という悔しい結果に終わった後、日本に戻ってきちんと力のあるところを見せたいと語っていた川崎真裕美選手は、「自信喪失まではいかないまでも、自分のフォームが失格してしまったことで悩んだ部分もあったんです。けど、悩んでいてもしかたないので、課題に取り組んで解決していくという前向きな姿勢のほうが・・・でもショックですよ、やっぱり・・・。でも、もとから気の強いポジティブなほうなので終わった瞬間から反省を踏まえ前に向かっていました!」と。一度沈みかけた気持ちを盛り立てて、今回の日本新記録までたどり着いたことが感じられました。

そして、世界選手権で12位となった大利久美選手は、「世界選手権の順位はラッキーでしたね。上位の選手が失格したり、暑さだったり、ヨーロッパ選手にとって暑さは苦手らしいので、あの大会であのくらいの暑さになったのもラッキーですし、12位はタナボタです。
これからはあの経験をいかし、まぐれにならないようにしっかり練習して結果をひとつずつ残していきたいと思います」と、ちょっと謙遜気味!?

世界選手権で2種目合計70kmを歩ききった“はずさない男”と呼ばれる森岡紘一朗選手は、「50km競歩は20km競歩から中6日の中でのレースで目標としていた自己ベストや8位入賞はできませんでしたが、2種目ともゴールできたというのは僕の中ではいい経験になりました。今後、もっと世界でしっかり力を出し切れるようなステップとなるレースになったかなと思います。それに、大勢の観客の中でレースするという経験がなかったので非常に楽しかったです。見てもらえるってことは選手のモチベーションになると思うので、日本でも競歩を見てもらえればと思います」

そして、それぞれのこれからの目標は・・・。

(大利選手)「国体で今日よりはいいタイムを出して、いい流れを作りたいです。12月に東アジア大会があるのでしばらくは練習ですね。出るからにはもちろん上を狙っていきます。競歩が日本でもベルリンのようにたくさんの人に見てもらえて、注目してもらえるような種目になればいいなと思います。これから川崎さんを筆頭に女子競歩界が盛り上がるように、私も世界で活躍できたらなと思います」

(森岡選手)「国体でも力を出し切って優勝を目指します。その後ははっきりとした試合プランはたってないんですけど、出る試合はしっかりと力を出しきりたいと思います」

(川崎選手)「国体まですぐですけど、しっかりやりたいです。(失格して)ベルリンから帰ってきたときは、親でさえも結果に触れないようにしていて逆に非常に傷ついたんですよ。でも、思っていた以上に心配したり応援してくれているなと感じたので、結果を持って恩返しするまではやめないと思っています」

これからも、富士通競歩に期待ですね!

🔗 Twitter ★富士通陸上競技部公式
🔗 富士通陸上競技部HP