世界陸上ベルリン大会選手権&駅伝シーズンに向けての記者会見


9月30日、汐留の富士通本社にて富士通陸上競技部の記者会見が行われました。会見には福嶋正監督をはじめ、長距離キャプテンの鈴木良則選手と世界陸上ベルリン大会に出場した高平慎士選手、塚原直貴選手、岩水嘉孝選手、先日ベルリンマラソンに出場した藤田敦史選手が出席し、世界陸上の報告と今後の駅伝シーズンに向けての抱負を語りました。

■福嶋正監督 ~連覇を狙えるチームはうちしかない~
「世界陸上ベルリン大会には8名出場することができました。昨年の北京五輪は6名出場だったので人数的には目標をクリアできたと思います。しかし、北京五輪から1年にも関わらず世界は凄い勢いで進化していると感じました。富士通陸上競技部も新たな試みなどを考えていかなければいけないと思います。
ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)に関しては、今年9年ぶりの優勝を果たしましたが、富士通にとっては今回が真価を問われる年になるのではと思っています。連覇を狙えるチームはうちしかありません。これからが大事になってくるので、スタッフと選手が一枚岩になり共通意識を持って取り組んでいけるかが一番重要な鍵になってくると思います。キーパーソンとしては、前回走れなかった岩水に期待しています。予選会を含め、残りの3ヶ月を全力で取り組んで行きたいです。
東日本実業団駅伝に関しては、若手にチャンスを与えて、昨年の5位以上を取れればと思います」

■高平慎士選手 ~日本記録を出していかないと、世界と戦えない~
「世界選手権では200m2次予選敗退ということで、自分の中では納得できない結果となってしまいました。今回の結果を振り返ると、2次予選までしか進めなかったことはチャンスを逃したと言うしかないなと思います。
4×100mリレーに関しては、北京五輪に比べると物足りなさを感じますが、(北京五輪のメンバーから)2人が入れかわったなかで世界4番をとれたことは、これからチームが成長していけばメダルの可能性もあるという結果になったのではと思います。
これからアジア選手権も残っていますし、来年はアジア大会があり、その先にはテグ(世界陸上)、ロンドン(五輪)もあります。個人としては日本記録を出していかないと、世界と戦えないと思っています。リレーに関しても37秒台を出さないとメダルはないかなと思いますので、それに向けて頑張っていきたいです」

■塚原直貴選手 ~速さだけでなく強さももう一度磨き上げていきたい~
「個人(100m)では準決勝まで進めたのですが、「準決勝進出」「準決勝敗退」のどちらの捉え方が正しいかは一概には言えません。ですが、自分では準決勝敗退というのが正しいのではと思っています。あの舞台に立って思ったことは、世界のレベルが飛躍的に上がっているので、このままではいけないな、追いつかなければという焦りです。今シーズンはまだ試合がありますので、そこに向けて精一杯怪我のないように頑張っていきたいと思います。
4×100mリレーに関しては、37秒台、メダルということになってくると、個々の走力が大事になってくると思います。速さだけでなく強さももう一度磨き上げていきたいです」

■鈴木良則選手 ~チーム一丸となって頑張りたい~
「目標はニューイヤー駅伝で連覇です。前回走れなかったチームメイトが着実に力をつけていますし、チームは昨年より底上げができていると思いますので、いいかたちで連覇が狙えたらと思っています。チーム内でメンバー争いをしていくことができれば相乗効果が生まれると思います。
これからは試合、練習での1本1本の取り組み方や質について、個人が考え、大切にできるようになればチームの雰囲気もかわると思うので、しっかりチーム一丸となって頑張りたいと思います。それが僕の役目だと思っています。
個人的には、(前回は)皆に助けられたという思いなので、今回はしっかり結果をだせるように練習を積んでいきたいです」

■藤田敦史選手 ~最年長としてチームを引っ張って行く~
「前回のニューイヤー駅伝では、優勝候補ではなくプレッシャーのない中でチャレンジャーとして臨み、優勝することができました。今回に関しては前回優勝チームというプレッシャーがかかった状態でレースを走ることになり、真価が問われると思います。今年こそチーム一丸となってやっていかなければいけないと思いますし、僕がチーム最年長として引っ張って行く覚悟を持たなければいけません。その辺を含めて、これから1日1日を大事にチームとしての底上げをはかっていきたいと思っています。もちろん目標はキャプテンからあったように連覇です。
個人としては、7年ぶりの海外レースとなったベルリンマラソンでとても良い経験ができました。30kmから脚が止まってしまい記録は2時間12分かかってしまいましたが、ゲブレシラシエ(エチオピア)選手など世界トップ選手のレース中での揺さぶりを体感することができました。日本のレースであそこまでペースのアップ、ダウンを感じたことはないので次につながるレースになったと思います」

■岩水嘉孝選手 ~今年こそは自分が走って貢献したい~
「3000mSCは世界陸上で節目にしようと思っていたので、目標とする予選通過、決勝進出には届かずにすごく残念です。体調がベストの状態だったにも関わらず予選通過できなかったのは、世界のレベルはそんなに甘くないというか、経験やもっと何か違うものを見つけないと上に進めない。これからそれを探さないといけないと感じました。その悔しさを駅伝で挽回したいという思いがあります。
昨年は膝の怪我もあり駅伝に出られず、優勝してもいまいち盛り上がれない部分がありました。現状は調子がすごくいいので、今回こそは自分が走ってチームに貢献したいですし、優勝メンバーとしてみんなと盛り上がりたいです。富士通として初の駅伝になるので、楽しみです」

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