レース総括


富士通 各区間の成績>
1区(12.3km) 16位 36:13/菊池 昌寿 36:13(区間16位)
2区(8.3km)  6位 58:51/ギタウ・ダニエル 22:38(区間4位)
3区(13.6km) 6位 1:38:19/山口 祥太 39:28(区間12位)
4区(22.0km) 17位 2:44:40/堺 晃一 1:06:21(区間30位)
5区(15.8km) 11位 3:31:26/福井 誠 46:46(区間6位)
6区(12.5km) 10位 4:08:52/阿久津 尚ニ 37:26(区間12位)
7区(15.5km) 10位 4:55:19/高嶺 秀仁 46:27(区間12位)

総括】
昨年大会は、ゴール前で三つ巴の優勝争いとなり、惜しくも1秒差で準優勝となった富士通。チームは2009年大会以来3回目の優勝を目指し、「その1秒差を全員で埋める」決意で今大会に挑んだ。そして、元旦の午前9時10分。気温0度の寒さの中、7区間全長100キロにも及ぶ戦いが、群馬県庁からスタートした。

富士通は、1区にニューイヤー駅伝初出場となる菊池昌寿選手を起用。例年以上のスローペースとなったレースの中で、しっかりと集団の中に位置を取り、終盤まで展開を見守る。残り1km付近から一気にスピードを上げた集団に対し、必死についていき、上位にも顔を出した菊池選手。だが最後は少し遅れ、先頭から18秒遅れの16位で2区にたすきを繋いだ。

外国人選手の登録が可能な2区では、ギタウ・ダニエル選手が大奮闘。前傾姿勢でスピード重視の走りを見せると、次々と前方の選手をかわして、大会最短区間の8.3kmを駆け抜ける。世界的な有力ランナーが揃うこの2区で、ダニエル選手は区間4位の快走を披露。10人もの選手を抜き去り、先頭から22秒遅れの6位までチームを引き上げた。

3区を任された山口祥太選手は、昨年大会に続き、安定した走りで上位をキープ。序盤で1人を抜いて5位まで順位を上げると、4位九電工を追いつつ、勝負のタイミングを伺う。終盤11km地点で旭化成の岩井勇輝選手に抜かれ、順位は6位となったが、最後まで粘りを見せて3区を走破。5位九電工から5秒差の6位で、4区にリレーした。

大会最長22km、エースが揃う“花の4区”には堺晃一選手が登場。しかし、序盤で少しずつ遅れ始めると、5位との差が徐々に広がる。10km地点では、安川電機などと4人で6位集団を形成。その後もペースを上げることができなかった堺選手は、完全に失速。中継の際に倒れ込むほどの苦しいレースとなり、先頭から4分29秒遅れの17位で次に繋いだ。

5区を走ったキャプテンの福井誠選手は、上位との差が開いても、冷静にレースを展開。5km通過時点で、4人をかわして13位まで浮上した。区間中盤ではトヨタ紡織、三菱重工長崎と共に11位グループを形成するが、最後は2チームを20秒以上引き離し、11位でたすきを渡す。主将らしい責任感ある走りで、区間後半に望みを繋いだ。

序盤カーブが多く、激しいアップダウンのある難コースの6区を走るのは、昨年大会で区間賞を獲得した阿久津尚ニ選手。なんとか8位入賞圏内に順位を上げるため、必死に前方の選手を追う。5区との中継地点で前方を走るYKKとの差は1分以上も開いていたが、阿久津選手の力走により、富士通は1つ順位をあげ10位へ浮上。最終7区に希望を託した。

アンカーを務めるのは、高嶺秀仁選手。初出場で7区を任され大会前に緊張していた高嶺選手だが、6区からたすきを受け取り飛び出すと、13秒差で前方を走る9位中国電力を追走。なんとか差を縮めようとしたが、なかなかタイムを縮めることができずにそのままレース最終局面へ突入した。

結果的にレースは、強さを見せた日清食品グループが1位でゴール。富士通はトップと5分47秒差の10位でフィニッシュ。過去3年間、3位以内に入っていた富士通としては残念な結果に終わったが、コースが全長100kmとなった2001年大会以降守り続けている10位以内は死守する形で、今年の大会を終えた。

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