今村文男競歩ブロック長コメント/第103回日本陸上競技選手権大会20km競歩


今村文男 富士通陸上競技部 競歩ブロック長コメント

富士通の3選手にとっては、厳しい戦いとなりました。

優勝を目指した髙橋に関しては、“痛恨のエラー”と言うのか、冷静に2位でもしっかり順位を残すと考えれば、あまり焦らずに済んだかなというのが感想です。今回の歩形の乱れは、技術的に言うと完全に膝が曲がってしまうなどのレベルではなく、すでに髙橋は1kmあたり3分55秒前後のペースで歩く技術を身につけています。今日のような序盤からハイペースな試合を想定していなかった、それに対応する技術、冷静なペース配分ができていなかったと言えます。次は能美での全日本競歩ですが、勝つために集中できるかが重要になります。

荒井は、男子20km選手のレースの入り方に巻き込まれた形でした。全体的に序盤から早めのペースで入った選手は、後半あまり記録が伸びず、歩形判定でも少し動きの粗さが目立った。それで後半の伸びを欠いたのが、自己記録更新につながらなかった要因かなと思います。輪島での日本選手権50km競歩は、ライバルの動きを見つつ、自分の決めたペースを頭で刻みながら、戦略的にレースを進める必要があります。

松永は体調面というより、今回突発的な痛みが起きてしまいました。次の試合まで少し時間があるので、身体をケアしながら調整して、少なからず上位に入るレース、または次につながるレースにしていかなければならないと思います。

順位争いと共に記録も総じて早くなってきています。そして、記録に対する技術面・歩き方が求められているのが、今回の日本選手権で如実に現れました。選手たちは個々の失敗を活かし、自分たちの戦い方、気持ちの準備をしっかりとして、次のレースのスタートラインに立って欲しいと思います。


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