頑張れ、Rookies!


サマーキャンプは新人に、Wリーグの舞台を経験させる場と考えることもできます。
これまで厳しい合宿を積み重ねてきて、主力メンバーも疲れが溜まっているころ。
血気盛んな新人たちにとっては、またとないチャンスです。

今年唯一の高卒ルーキー、#32アズ(永井)は持ち前のスピードに加え、思い切りのいいジャンプシュートを放っていました。

まだまだフィジカル面に弱さがあります。
しかしトレーニングを重ねていけば、将来はきっとレッドウェーブのスピードクイーンになってくれるでしょう。

続いて大卒組。
オールラウンドな活躍を見せていた#13ユキ(加藤)。

こちらもまだまだフィジカル面で課題が残ります。
しかしパスをつないだり、リバウンドにからんだり、インサイドで起点になったりするオールラウンドプレーヤーはチームに必須です。
#13ユキ(加藤)の成長が待ち遠しい。

インサイドでパワフルなプレーを見せる#14マリ(橋詰)。

Wリーグにおいてインサイドは激戦区です。
パワーも、スピードも、テクニックさえも求められます。
その点ではまだまだですが、インサイドに軸を置けるチームは強い。
#14マリ(橋詰)の奮闘に期待しましょう。

そして最後に#11シィ(篠崎)。

課題はありますが、即戦力としても充分に期待できるプレーを見せていました。
クレバーさもあり、得点力もある。
#45パル(名木)、#7スカイ(中畑)、#15ウィル(山本) らと練習から競り合っていけば、強力な2番、3番コンビができあがることでしょう。

新人たちには思い切りのいいプレーで、レッドウェーブに大きな波を作ってもらいたいところです。

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ベテランの星!


主力の3人【パル(#45名木)、ヨウ(#3石川)、ルイ(#10町田)】が休んでいるゲームでも、この人は元気です。

レイ(#1三谷)です。

今年のチームはフルコートディフェンスを掲げており、試合終盤の疲れたときでも、それを実行しなければいけません。
最前線でパスをカットしようとするレイ(#1三谷)↑↑。
ボールに食らいつく気持ちに若手もベテランもない、ということでしょう。

2試合目の新潟アルビレックスBB戦ではスタメン出場したレイ(#1三谷)。
ルーキーのマリ(#14橋詰)と共にリバウンドにからんだり、ルーズボールに飛び込んだり……。

一昨年あたりからリバウンドやルーズボールに対して貪欲な姿勢を見せるレイ(#1三谷)。
その姿は今シーズンも健在のようです。

181センチの身長から繰り出される3ポイントシュートも忘れてはいません。

疲れはあるでしょう。
その疲れがなかなか回復しないこともあるでしょう。
それでもコートに出たら、レイ(#1三谷)は元気に走り回ります。

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見るのも勉強


今回の4日間の日程で開催されたサマーキャンプ中、レッドウェーブは6試合をおこないました。これまでいくら厳しいトレーニングを重ねてきたといっても、体力が続くわけではありません。

3日目のことです。この日も2試合をおこなったのですが、1試合目の三菱電機戦では3人の主力を休ませることにしました。

ルイ(#10町田) はBTテーブスヘッドコーチの横に座らされ、彼の求めるバスケットを直接教わっていました。

BTテーブスヘッドコーチはルイ(#10町田) のことを、
「彼女はチームのエンジン、エンジンが壊れた車は走らない」と評します。

それだけ重要なポジションなわけですから、ルイ(#10町田) はヘッドコーチのバスケットを誰よりも理解しなければなりません。

パル(#45名木)とヨウ(#3石川)は2人で並んで、チームメイトのプレーをじっと見守ります。
その間ずっと、声をかけ続けていました。

もちろん、時には「ここはこうした方がよかったよね」と2人で話しながら。

試合に出られないのは選手としてはツラいことです。
しかしベンチにいるからこそ見えることがあります。

3人はその後の試合で、しっかりとそれを表現していました。

試合全体を外からじっくり観ることもバスケットの勉強なのです。

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【サマーキャンプ2014】コメント:BTテーブスヘッドコーチ


――サマーキャンプ全体の感想をお願いします。

サマーキャンプは体力づくりと、これまでの練習試合や海外遠征でプレータイムの少ない選手を出場させるためのキャンプだと考えています。サマーキャンプ前に2日間の休みを与えたため、初日の第1試合、対シャンソン戦こそ素晴らしいゲーム内容を見せてくれましたが、日を追うごとに体力が苦しくなってきています。やはり1日2試合を繰り返すのは厳しいのかもしれません。

――キャンプ前の練習、遠征でのチームの状況はいかがでしたか?

台湾でチャイニーズタイペイ代表と2試合を戦いましたが、いい経験になりました。やはり日本代表に行っているウィル(#15山本) などが入ると、トランジションも速くなってチームは違ってきます。ただ残念なのはドライブが少ないこと。このままだとセンターへの負担も大きくなるので、そのあたりは今後の課題だと思います。

――シーズン開幕までにしておきたいことは?

まずは体を休ませることです。長いシーズンですので、ピークを早いタイミングで持ってきてはいけません。体を休めて、徐々にピークを上げて、大事な場面で力を発揮できるようにしたいです。プレー面では先ほども言いましたが、ドライブを増やすことと、ワイドオープンのシュートをきっちり沈めることでしょう。

――最後にシーズン開幕に向けて、意気込みを聞かせてください。

今回のサマーキャンプではオフェンスが機能しませんでしたが、シーズンに入ったらこれまでとは異なるレッドウェーブを見せたいと思います。さすがに、すぐにチームのすべてを変えることはできませんが、まずはいいオフェンスを見せたい。好不調の波がなく、迷いもなく、自信を持ったプレーをファンの方々に見せたいです。

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【サマーキャンプ2014】コメント:スカイ(#7中畑恵里)キャプテン


――サマーキャンプ全体の感想をお願いします。

日本代表組のウィル(#15山本)とモエコ(#0長岡)がいないなかで、個々の役割ができている時間帯と、そうでない時間帯の波が大きいなと感じます。できている時は、オールコートでもハーフコートでもメリハリの効いたバスケットができています。しかし、個々が役割を発揮できていない時に、チームとして立て直しができない。これは開幕までの課題だと思います。特にディフェンスやリバウンドなど、どんな時でもしっかりやらなければいけないことは、確実におこなう必要があります。そうすれば速攻にもつながり、レッドウェーブのリズムでバスケットができると思います。

――キャンプ以外の練習、遠征をとおしたチームの現状は?

BT体制になって、わかりやすいことが多くなりました。個々の役割が明確になったので、あとはスクリーンをしっかりかけるとか、シュートを決めきるなど、当たり前のことをできるかどうか。それらは、私たち選手にかかっていると思っています。

――シーズン開幕までにもう少し進めておきたい課題は?

練習してきたことを徹底できるかどうか。特に相手を見て、今の自分たちが何をすべきか、これをコート上の5人もベンチメンバーも共通理解をして、対応していくことが大事かなと思います。それらは試合を通じて経験を得るものでもありますが、一方で練習の中で体に覚えさせることも大切です。今はさまざまなことを吸収しているところなので、それをしっかりと整理して、シンプルにプレーしたいと思います。

――最後に開幕への意気込みをお願いします。

頂点を目指すことが大前提としてありますが、ここ数年ファイナルに進出していないので、まずはその舞台に立って、戦えるチームにしていきたいと思います。

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【サマーキャンプ2014】対新潟アルビレックスBBラビッツ戦


○71-67

◆第1クォーター
スタートはレイ(#1三谷)、ヨウ(#3石川)、パル(#45名木)、ルイ(#10町田)、新人のシィ(#11篠崎)。1日2試合という厳しい日程のなか、レッドウェーブは激しいディフェンスから速攻を繰り出し、ペースを作りだしていく。新潟も(7)星希望の1対1、(11)井上愛の3ポイントシュートなどで応戦するが、レッドウェーブはシィ(#11篠崎)が3ポイントシュートを連続で返して、ペースを失わない。最後はベンチスタートのダイ(#8鈴木)がフリースローをしっかり沈めて【19-15】で終える。

◆第2クォーター
まだまだ未完成ながら徐々にチームディフェンスの形が固まりつつあるレッドウェーブは、トランジションの速いバスケットで得点を伸ばす。しかしメンバーチェンジを繰り返している間に、新潟の連動したコンビネーションオフェンスが決まり出し、ゲームは一進一退の展開となる。レッドウェーブはマリ(#14橋詰)が力強いオフェンスを見せるが、最後は新潟の(0)梅木智加子にシュートを決められ【33-34】で前半を折り返す。

◆第3クォーター
リズムに乗りたい新潟はゾーンディフェンスを敷いて、レッドウェーブの苦しめようと試みる。しかしその1回目の攻撃でルイ(#10町田)からヨウ(#3石川)へのアシストが決まり、相手の策を打ち砕く。またレイ(#1三谷)からシィ(#11篠崎)へのワンパス速攻、シィ(#11篠崎)の3ポイントシュート、パル(#45名木)のバスケットカウントなどで得点を伸ばしていく。一方の新潟もセンターの(53)近藤紗奈が2本の3ポイントシュートを沈めるなどして、対抗する。【52-51】、1点差で最終クォーターへ。

◆第4クォーター
パル(#45名木)、ヨウ(#3石川)、ダイ(#8鈴木)、ルイ(#10町田)、アズ(#32永井)で入った第4クォーターは、新潟の(12)上酔尾巳唯、(8)岩村裕美の連続3ポイントシュートで幕を開ける。レッドウェーブはすぐさまレイ(#1三谷)とシィ(#11篠崎)を投入すると、ルイ(#10町田)、ヨウ(#3石川)、レイ(#1三谷)が次々に3ポイントシュートを決めて、息を吹き返す。残り1分で【65-65】。レッドウェーブのエンドスローの場面で、ルイ(#10町田)からシィ(#11篠崎)へのパスが決まり、2点リード。新潟の(12)上酔尾に決め返されるが、またもルイ(#10町田)のアシストをシィ(#11篠崎)が3ポイントシュートで沈めて3点リード。ファウルゲームに持ち込まれたが、ルイ(#10町田)がフリースローをしっかり決めて【71-67】で新潟を振り切った。

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